FWレポート2020/11/28 長野県飯田市街地をFWしました

2020/11/28 飯田線を利用して、ずっと行ってみたかった長野県飯田市に行きました。

なぜ行ってみたかったかという、東京近郊で行ける範囲内では最も「陸の孤島」感のある街というイメージだったから。東京から行く場合は、「スーパーあずさ」で長野の岡谷まで2時間半、飯田線に乗り換えてさらに2時間半かかります。計5時間・・。豊橋からでも3時間近くかかります。

地形図で見ても、このように中央アルプスと南アルプスに挟まれた場所にあります。

市街地の地形図です。飯田駅や街全体が高台に位置していることがわかります。

乗ってきた飯田線JR東海313系です。

街に出ました。飯田駅から見て、街全体が下に傾斜しています。大通りもずっと下り坂になっています。

飲み屋通りもあります。

駅前商店街は、よくある郊外のシャッター街とは違い、開いている店が多い雰囲気でした。

絶妙な坂が街のそこかしこに存在しています。

駅前商店街のなかに、昔ながらの映画館が営業していました。街に活気がある感じがします。

映画館の目の前にあるホテル。スナックやバーも多く、歓楽街的な要素があります。

繁華街の中心の四角にある昔ながらも喫茶店も営業していました。

右の駐車場は、なんらかの堀や用水てきなものを暗渠化して作られているような雰囲気でした。

ビリヤード屋さん。娯楽の殿堂的な。

飯田城跡地にある温泉旅館。眺めのいい温泉があるようで、今度飯田に来た時はここに泊まりたいと思いました。

夜になり、街の明かりが灯りました。

こんな感じで、昔ながらの商店街が生きています。とても素敵。

今ではなかなかみられなくなった昔ながらのおもちゃ屋さん。

街中にある映画館。昔はどの街にも中心部にこういう映画館がありました。

街全体が高台にあるので、街のヘリに行くと、このように街周辺の景色が一望できます。

かつて飯田線を走っていた蒸気機関車。

飯田の街は、グローバルな交通の便の悪さや、地形的条件によって、人の流出や郊外化が抑えられ、それによって街が活気を保っているような印象を受けました。街に大きな工場や、中心的な産業があるような印象もないので、外からの人口流入もそんなには多くはないと思うので、それでもこの人口規模(約10万人)の自治体で、このような街の活気を残していることがとても不思議に思うとともに、嬉しく思いました。 おそらくは昔からこの地に住んでいる方々によって、生き続けている街なのではないかと思いました。このような街ですが、2027年にはリニア中央新幹線の飯田駅ができる予定になっています。リニアの駅ができたらこの街は一体どう変わっていくのでしょうか。

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