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プロフィール

出身は群馬、大学生活は仙台で過ごし、就職して2008年に東京に来ました。

東京に来てまもなく、東京はそれまで過ごした群馬や仙台とは根本的に構造が異なる街であることに気づきました。

群馬や仙台は、意識しなくても山や川があり、中心部となる繁華街、飲屋街は決まっており、街の出入り口である中心駅も一つ、道路も迷うことはありません。地方都市とは、街の構造にある程度決まったフレームが存在します。

東京は、全く違いました。中心部となる街は分散され、中心駅もわからず、道路は放射状、環状に絡み合い、どこから来て、どこに向かうのかわからない。

街は駅と施設で埋め尽くされ、機能によって埋め尽くされている。

東京がどのような街になっているのか、把握するためにひたすら歩く日々が始まりました。

歩いてみると、東京は決して、機能だけの街ではないことがわかりました。

存在しないと思われた山や川は、この街の下で、無数に存在し、都市と共存していました。

地図を眺めているだけでは、なかなかわからない高低差に目をつけることで、そこに隠れた川や坂など、都市が立体的に見えてくるようになり、人の流れや街の構造が浮かび上がってきました。

人は都市に住み、都市は地形の上に成り立ちます。

都市が大きすぎて地形が見えづらくなる時も、地形に耳をすませることによって都市の中でも、ランドスケープの中に身を置くことができます。

都市の中で豊かな生活をするために、都市のなかで地形に着目して散策(フィールドワーク)することはライフワークとなりました。

ある時、同じように地形に着目して、フィールドワークを行う、「東京スリバチ学会」に参加させていただき、同じような考え方の方々と多く知り合うことができました。

このウェブサイトでは、地形にとらわれず、フィールドワークや日常の記録を残しています。しかし、日常は都市や社会であり、都市や社会は地形の上に成り立つため、日常の記録はすなわち地図や地理と切り離せないものとなります。

そのため、このウェブサイトでは、基本的にそれぞれの記事に地図を記載するようにしています。

お問い合わせは以下からお願いします。

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